現実から逃げてハンドメイドに救われたときの話。

こんにちは。
ひのです。

今日はすこし昔の話をします。

実は、
好きな仕事をしていたとき、
ストレスや過労でうつ病になりました。

と、27歳にして
価値観が大きく変わったきっかけとなった、
人生でいちばんどん底から救われたときの話です。

ブラック企業ではたらく５年間

私は大学を卒業してから、
約5年ほどアパレル関係の仕事をしていました。

いま考えると
まあ、よく続けてたなー
と疑問しかないのですが、

終電近くの時間に退社し、
休日出勤は当たり前で、
繁忙期は２、３週間休みがないときもありました。

そのうえ、
お給料がいいわけではなかった…。

自分の好きなファッションに関わる仕事は好きだったし、
仕事ができるようになっていくことが楽しくもありました。

でも、そんな日々を続けていると、

急に「仕事に行きたくない」
と思うようになりました。

それまでは、
朝起きて、
仕事行きたくないなーって思わなかったので、
そっちのほうがめずらしいかもしれません。

ある日、
出勤するとノドがつっかえた感じで
今までに感じたことがない違和感を感じた。

上司に
「すいません。具合悪いので早退しても大丈夫ですか？」

と早退を自分から言い出さないと
もうどうしていいかわからないくらいだった。

電車の中で、
スマホで病院を探すことに必死でした。

「うつ病ですね」とお医者さんは言いました。

信じたくなかったけど、
ショックでした。

納期のプレッシャーや
トゲのあるひととの人間関係のストレス。

休む時間があったら、
こんなことにはならなかったのかな？

お医者さんは、
「診断書書きましょうか？」
と言ってくれて、渡してくれました。

仕事は、休職することに。

ベットで天井を眺めるだけの日々

毎日わたしは家にポツンとぼーっとするだけの時間がつづきました。

何をすることもなくベッドに横たわり、
５年間を振り返ってみて。

「わたしがやってきたことって、
無駄だったのかな？」

「好きなことで
うまくいかないなんて
ほかになにをして生きていけばいいんだろう」

初めて自分の作った服が載った雑誌。

ミシンとトルソー。

わたしが暮らしていた1Kの狭い部屋には

ベッドとテーブル以外は、
それしかありませんでした。

つくづく自分は、
ずっと仕事しかしてこなかったんだなと。

小さい頃から、
コミュニケーションをとるのが苦手で、
自分に自信がなくて。

仕事さえがんばっていれば
生きていける。

そのために必死だったのに、
今わたしにあるのはなんだろうと。

毎日、
「ここまで終わらせないと間に合わない。」

が、
後ろから追いかけてきていた。

元から、
メンタルがそれほど強くないのもわかってて、
それでも無理して続けてたんだなあと今になって気づいたこともあって。

ここで辞めたら
わたしの価値はない。
そんな風に、
自分で自分を苦しめていたんだと思います。

けど、
やっぱりモノづくりが完成されたときの喜びは、
何者にも変えがたい満足感がありました。

そんなときは、
少しだけ満足感があって。

自分を認めてあげられた気がするんです。

でも、
やっぱりものづくりが嫌いになったわけではないんですよね。

だったら、
自分が直接
お客さんに届けられるものを作ればいいんじゃない？

わたしは、
うまくコミュニケーションができるわけでもないし。

だったら、
それ以外のできることを
やって誰かに喜んでもらえれば。

ずっと自分は普通のことができなくて。

だからこそ、
自分にできることをするようになって。

私はうまく笑えなくて、大きな声もだせなくて
わたしはずっとコミュニケーションから逃げて生きてきた。

だから
なにかをがんばることもなく
「自分にできることを伸ばせばなんとかなるかも？」
って思いで
勇気をだしてアパレルの世界に飛び込んだ。

単純に、
仕事にやりがいをもてるだけで
充実感があった。

そんなことは私の人生で初めてで
本当にただうれしかったんだ。

たぶんこの5年は心の奥が
そんな気持ちで満たされてたのに。

また全部なくしちゃったなあ…
5年間なんのために努力してきたんだろう。

休職中はよくそんな気持ちになって
夜になると涙が止まらなかったりしたんです。

それで、
体調くずして

もっと自分に合う生活を大切にしたいって
初めてそう思った。

だけどやりがいもほしかった。

時間ができて放置していたハンドメイド復活

働き方を変えるためにたどり着いた本質。

働き方を変えるために
考え抜いて行きついたのはこんな答え。

自分のペースですすめられるハンドメイド作家という答え。
仕事内容や量を誰かに決められるストレスはない。

うん。もしかしたら、私にはこれが向いてるのかも。
ストレスは少なそう。

このくらいまで考えた時に
登録だけして放置していた
creemaを開いた。

今なら、時間がある。
０からやってみよう。

友人がハンドメイド作家をしていたことで知り、
そのとき勢いではじめたけど
忙しくて忘れていたのだった。

考えてみれば、
好きなときに作れて
納期のプレッシャーもない。

イガイガしたのある人間関係もない。

24時間日本中から購入できるショップが
無料ではじめられる。

店舗で雑貨屋さんをやりたいってなったら、
大きい資金がいるし、
仕入れもかかる。

だったら自分で作ってネットで売ればいい。
失敗してもかかるのは材料費くらいだ。

うん、こういう働き方だったら
マイペースな暮らしも

欲しいものは両方手に入るかもなって。

ハンドメイド販売のしかたについては、
具体的な話は書くと長いし
メルマガで書いてるからここでは省くけど。

お客さんに何度も救われた

だけど、

「どうしよう、もう人生終わりだ…」
って休職当初は悲しくなってたけど

こうやってハンドメイドをはじめたことで、
ビックリしたのは
やっぱりお客さんのレビューやメッセージだった。

今までは、
仕事で誰かにほめられることなんてなかった。

けど、
いまはたくさんのひとが喜んでくれている。

これは、
わたしにでもできることがある！

好きなことをするのも大事ではあるけど、
お客さんに喜んでもらえることのほうが、
人生を明るくしてくれるんだなって
はじめて気づいた。

もちろん自分の友人だとかが喜んでくれるのとは別で、
見ず知らずのひとが、
自分の作ったものを写真付きで
とびっきりの笑顔で
「お気に入りです」
とメッセージと色違いを購入してくれたときの喜びは
なかなか味わったことのないものだった。

じわじわと目が霞んだ。

別に私は全ての人がハンドメイドを
がんばるべき！とは全く思ってない。

趣味で楽しんでいる人もいるし。
大事なのは楽しむこと。

本当に本当にそう思う。

もし働き方や仕事に悩んでるなら
あなたが人生で大事にしたいものって何なのか？
そんな人生に変えるために必要なのは何だろう？

って具体的に考えてみてほしいです。

もし迷ったら、
私にでもいいのでぜひ話してください。

メルマガに登録してすぐ届くメールに
直接返信していただければ私のメールボックスに届きますし、
ちゃんと全部大切に目を通してます。

………………………………………

追記。

わたしはもともと内気で
どこにでもいる地味な人間でした。

就活のときにやりたいことがなく、

唯一手先が器用なことを生かして、

ハンドメイドをはじめました。

今はOLしながら作家として起業して

月20万円の収入になり、自分にもできることがあるんだと自信になりました。

ぶっちゃけハンドメイドに出会っていなかったら

内気なまま何もせず人生を終えていたかもしれません。

わたしが変わったのは
自分が器用なことを生かせないか？

そう思ってハンドメイド作家している友人に出会ったからです。

なので知らない世界に一歩踏み入れることは
わたしは人生を豊かにするきっかけとして
大事なんじゃないかと思っています。

そうすると人生も潤ってきます。

この記事では、
わたしが起業してどのようにして今にいたるかがわかります。

ハンドメイド作家として起業するまでにしたこと。

————————————————-

ちなみに、

働きながら

ハンドメイド作家として
月２０万の収入を得るまで

長くなるのでメルマガで発信しています。

詳しくアウトプットしています。

ブログには書けない内容をお届けするので、
興味があれば知識が身につきます。

メルマガの詳細はこちら