マーケティング

【ハンドメイド】その値付けによって売れ行きが変わる?レベルに合った値段設定の秘訣

「その値段付け、実は勿体ないことになっているかも…」
ハンドメイド作家さんの中には「値段の付け方が分からない」と悩む方が、多いようです。せっかくの素敵な作品も、値段の設定を間違えてしまうとまったく売れないことがあるかもしれません。

そこで今回は、初心者・中級者といった作家さんのレベルに応じた、適切な値段設定のコツを分かりやすくご紹介します。なかなか売れずに悩んでいる方でも、値段設定のやり方次第で作品が選ばれるようになるので、ぜひチェックしてみてください!

初心者と中級者で値段の付け方が異なる

はじめに、初心者と中級者では、値段の付け方が大きく異なることを知っておいてください。値段設定は、大きく分けると2段階あります。

初心者は「まずは作品を購入してもらう」ことを目標に、価格を低めに設定するのが基本です。というのも、知名度やレビューが少ない初心者は、価格で勝負する必要があるためです。

中級者は、ある程度ブランディングができているので、利益を目指す価格設定ができます。ある程度売れるようになってから気をつけるのは、安売りを避けることです。作品の質や希少性に見合った価格をつけて、ブランドの価値を落とさない工夫が必要になります。

なぜかというと、お客さんにも2種類おり、「安いものを探している層」と「高くても良いものを買いたい層」と2種類いるからです。なのに、心配だから真ん中にしておこう!と中途半端な値付けをすると、どちらの客層にも選ばれないということが起こってしまいます。

初めは限りなく安い値段設定でOK

初心者は、初めは限りなく安い値段設定で行きましょう。具体的には「材料費+少しの手間賃」くらいの値段が現実的ですが、私は材料費だけの価格で販売していました。

作品の値段を決める際、「材料費の3倍の値段が適切」「安売りはダメ」など、さまざまな情報があり迷うかもしれません。ただ、初心者が巷の上級者向けの情報を試しても、知名度の低い状態ではすぐ売れるようにはなりません。

他の作家と比べられる中で、無名の自分が選ばれるためには『価格』がカギとなります。競争率の高いハンドメイド市場では、まずは目立つことが大切です。そもそも似たような作品なら、安い価格の方が購入される確率は高くなります。

売れても利益が出ないことを心配するより、まずは購入してもらうことが重要です。初心者のうちは「買ってもらった」体験がモチベーションにつながります。安く売っても後で値上げはできるので、安心して低価格で始めましょう。

利益よりまずは認知と信頼を集めよう

初心者の場合、まずは利益よりも信頼を得ることが大切です。販売サイトに寄せられる『購入者の声』は、次の販売に大きな影響を与えます。

多くの購入者は、レビューや販売実績を参考に作家を選ぶ傾向があります。そのため、レビューや実績が少ないうちは、利益を優先した値段設定では、作品に興味を持ってもらえない恐れがあるでしょう。

前章で、実績がない代わりに値段を安くして売れる確率を上げるように紹介しました。はじめは『売れること=信頼の証』と考えて、安くても実績を積むことを最優先しましょう。

買ってもらう→喜ばれる→レビューが増える→信頼が生まれる、という流れを作ることが大切です。いくら作品のクオリティに自信があっても、それを証明する手段(レビューなど)がなければ売れません。

認知度の低い時期は「お得感」でまず注目を集めるのが賢い戦略です。本当に売れたいなら、利益よりもまずは信頼されたり喜ばれたりなど、購入者の心を掴む努力をしましょう。

ちょうどいい値上げのタイミングは?

まずは安い値段で売るとして、いつまでも同じ値段で売るわけにもいきません。では、ちょうどいい値上げのタイミングは、いつなのでしょうか?

正解は、徐々に注文が増えてきて手が回らなくなってきた時です!具体的には「注文が増えすぎて、製作が間に合わない」「売れる割に利益が少ないから、作るモチベが出ない」などの状態が目安になります。

さらに、リピーターやフォロワーが増えてきたら、あなたの作品の価値が上がってきている証拠です。1作品の制作にかける時間と報酬のバランスを見直し、値上げを検討しましょう。

『売れる=値段が適正』とは限りません。「このクオリティで、この価格は安すぎる!」という場合もあります。少し値上げしても売れ行きが落ちなければ、それは適切に値上げができた証明です。

【結論】レベルに合った値段設定を!

ハンドメイドで売れるためには、自分のレベルを考えて戦略を変えることが大切です。値段設定も、あなたのレベルに合わせて変えていきましょう。

<初級者と中級者の値段設定のコツ>

初心者・なるべく安く売ってOK
・「売る経験」と「信頼獲得」を優先する
中級者・信頼レビューが溜まってきたら値上げを検討する
・「ブランド価値」に見合った価格設定をする

安く売った経験は、後々の値上げに役立つ実績になります。自分の作品に対する需要や反応を見ながら、柔軟に価格をアップデートしていきましょう!

値段設定だけに限らず、初心者のうちは巷の上級者向けの情報に惑わされないようにしてください。「どの情報を参考にすれば良いか」「根拠はあるのか」など、確かな情報を見極めることが重要です。


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追記。

わたしはもともと人見知りで大人しく、会社になじめないような地味なOLでした。

ハンドメイド作家している友人に出会い、「自分でもできるんじゃないか?」と思ってハンドメイドをはじめました。

しかし、月の売上は500

悔しくてネットで検索してみると、販売には戦略があることを知ります。

知識を試してみると土日だけで月20万円の収入になり、
喜んでもらえることが自信になりました。

さらに学びを深めると、月20万円→72万円と売り上げがどんどん増えていき商売の面白さを知りました。

そこで「欲しい!が生まれるネット販売」をSNSで発信すると教えて欲しい!と人が集まり、ハンドメイド販売プロデューサーとして活動するようになりました。

現在は「好き得意を仕事にする、イキイキと活躍する大人を増やす」を理念に、講座運営や情報発信に力を注いでいます。

ぶっちゃけ「戦略」に出会っていなかったら
今でも退屈すぎるOLをやっていたと思います。

プロフィールには、
わたしがどのようにして今にいたるかがわかります。
ハンドメイド作家で脱OL。

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ちなみに、

OLしながらでも
ハンドメイド作家として
月20万の収入を得るまで

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