こんにちは。
ひのです。
ハンドメイド販売をする際に、
ブランドのコンセプトを魅力的なものに改善することで
売り上げがどーんと増えることがあります。
実際にあったお話だと、
作家さんのコンセプトの添削をしたところ、
売り上げが6万から12万と2倍になった作家さんもいます。
では今回は、
魅力的なコンセプトの決めかたについて
順番に説明していきますね。
まず、
前提としてコンセプトは何のため存在しているのか?
これを知っていることで
どんなコンセプトを作ればいいか
イメージがわくと思います。
ハンドメイドの場合のコンセプトって?
ハンドメイド作家さん向けに
わかりやすく簡単に「コンセプト」をお伝えすると、
「看板」です。
世の中の売れているものの多くは
このコンセプトという看板がわかりやすく魅力的に
見えるように計算して作られています。
コンセプトがないお店は、
看板のないショップのようなものです。
看板のないお店・・・
入りにくいですよね?
怪しいですよね。
なので、
お客さんが訪れたときに、
どんなものを販売しているのか?
何をしてくれるお店なのか?
をわかりやすく伝えるコンセプトを用意しましょう!
ではもっと詳しくコンセプトについて、
話していきますね。
ありがちなのが、
コンセプトは決まったけれど、
魅力がつたわっていない例をだします。
「あなたをキレイにするお店です」
どうですか?
これだと、
アバウトすぎるのです。
つまり、
キレイとはどんなことをしてくれるのかが伝わってこないのです。
・美容院なのか
・エステなのか
・メイク用品店なのか
どれでもあてはまる。
ゆえに、
どこでもありそうなありきたりのものに
見えるのです。
これをわかりやすく魅力的に変えるなら、
「あなたの顔の骨格に似合う魅力を引き出す美容院です」
「あなたの自然な肌を蘇らせるエステです」
「あなたのパーツを整形級に若見えするメイク品紹介します」
このぐらい差をつけて書くと違いがよくわかると思います。
コンセプトが曖昧でわかりにくくて
どこにでもありそうなものだと
ダメではないのですが魅力は伝わりません。
大多数に好かれたいと思い
アバウトに決めがちですが逆です。
コンセプトはとにかくわかりやすく
ターゲットを絞ることでお客さんに刺さりやすくなります。
「こんな(人に)のために
どんな(目的で)、
こんな作品を取り揃えている」
ということを伝えるところにあります。
コンセプトの決め方
コンセプトは、
自分がこだわっているところ・特徴を
明確にしていくことで決まっていきます。
・どんなジャンルか
・どんな素材を使っているか
・どんな人に向けて作っているか
などコンセプトによく使われます。
箇条書きでも良いので、
自分の「こだわり」を書き出してみましょう。
その「こだわり」を組み合わせ、
コンセプトを作成します。
ハンドメイド作家のコンセプトのリサーチ方法
とは言っても、
急にコンセプトを作るなんて難しいよ〜!
という方のために。
どうやって作ればいいか、
わたしが実際にやったリサーチ方法はというと、
ブランドのコンセプトを参考にしました!
「○○(ブランド名) コンセプト」で検索すると
売れているブランドがどんな人をターゲットにし、
コンセプトを作っているかが丸見えです。
ネットでも十分検索できますから、
紙に書き出してみて、
自分だったらどんな言葉がふさわしいか
じっくり考えてみましょう。
検索するだけでも、
一流のコンセプトが参考にできちゃいます。
本当に便利な世の中ですね〜。
ハンドメイドのコンセプト決めは需要も大事
コンセプトがしっかりしているだけで、
作品もどんなものを作ればよいか決めやすくなります。
コンセプトをじっくりと考えずに
なんとなくで作って販売してしまうと、
運では、購入してもらえるかもしれませんが
商売としては程遠いものになります。
自分と似たジャンルや作品を作っているひとで
売れているような作家さんが1人でもいるのか。
1人もいないのであれば、
かなり需要がすくなく、
売れるまでに時間がかかる場合もあります。
それでも、
好きなものが作れるだけで
売れなくてもいい。
と思えるのであればいいですが、
けど、
せっかくの好きなハンドメイドであれば、
喜ばれながら活動するほうが
楽しいじゃないですか。
ハンドメイドする上でのコンセプトの重要性
商売をベースに考えている企業の場合は、
コンセプトを軸に進めることがほとんどです。
けれども、
ハンドメイドの場合は
好きな作品をなんとなく作ることからはじめる作家さんがが多いです。
すると
なかなか結果に結び付きません!と
メッセージをいただくことがとっても多いです。
コンセプトを決めることは、
作家として幹になる部分なのですが、
趣味で始めたのであれば知らなくて当たり前ですよね。
でも、
今コンセプトの重要性に気づけたのですから、
一歩前進しましたね!
コンセプトがいかに大事なのか気づかないまま
運頼りで活動してしまうと、
あまり作品を見てもらえないなんてことがあります・・・
ハンドメイド作家としてコンセプトを決めるときに具体的な表現を使う
コンセプトを決める時の言葉は、
具体的であればあるほどが魅力が伝わりやすいです。
逆に抽象的なコンセプトは伝わりにくいです。
多くの人に好かれたいと抽象的な言葉を使ってしまいそうになるけど、
実は具体的な言葉を使えば使うほどファンが増えます。
わたしは、
このファン化に振り切って月の売り上げが跳ねて、
会社を辞めました^^;
じゃあ抽象的な言葉ってどんなものかというと・・・
例を出すと、
かわいい。とかハッピー。とかアバウトな言葉です。
かわいい。という言葉ひとつとっても
「ガーリーで可愛いのか」
「大人可愛いのか」
これだけでもかなりの認識にズレがあります。
使う言葉によって
言葉のとらえかたは変わります。
1人でも、
「これは私のためにあるブランドだ!」
と感じてくれる人がいればリピーターさんになってもらえることもあります。
そしてその人が、
友達に
SNSで広めてくれることなんてたくさんありますよ!
これだから、
ネット販売はやめられません。笑
ハンドメイド作家であればコンセプトを変えてもok
コンセプトは、「一度決めたら変えてはならない」といったことはありません。
作品の売れ行きを見て、
少しずつ調整していくことも大切です。
まとめると
コンセプトは、
作品の命ともいえるものです。
たくさんの作家さんがいるなかで、
興味を持ってもらうために、
コンセプトは具体的に作成し
魅力を伝えることを意識してみましょう。
コンセプトとは、
ブランドの「こだわり」です。
お手本は世の中にごろごろあります。
ぜひ、紙に書き出して
じっくり振り返ってみてはいかがでしょうか?
もっと、
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