こんにちは。
ひのです。
ハンドメイド作家をしていて、
だんだん売れるようになってくると
いろいろなお客さんに出会うときがあります。
ハンドメイド販売でのトラブルってどんなものがあるの?
私が実際にあったトラブルは2つです。
値切りをするお客さん。
無理な要望をするお客さん。
です。
実際に起きたトラブルに
どうやって対処してきたのか、
実体験をもとにお話していきます。
しつこい値切りをしてくるトラブル
まずひとつめは、
「値切りをしてくるお客さん」です。
というのも、
わたしも過去に、
イベンドなどで値切りしてくるお客さんに出会ったことが
何度かあり、
対処に頭を悩ませていたからです。
当時の価格は、
高いどころかむしろ安いくらいだったのですが、
イベント出店だととくに
「もっと安くならないの?」
など言われることがありました。
そういう値切りをしてくる
お客さんの対処はどうすればいいか?
わたしがたどり着いた答えというのは、
「価格を交渉された時点で、
すぐにこちらからお断りしてOK」です。
その理由として、
「値切りをしてくる時点で相手(作家)のことを考えられない
自己中心的な人間である可能性が高い」
「自分の作品に安い価値しか感じない人に
大切な時間・労力を提供したくない」
なんですよね。
無理なオーダーを続けるトラブル
ふたつめは、
「無理な要望をしてくるお客さん」
です。
オーダー品を頼まれることもあるかと思います。
わたしの場合ですが、
ブランドとして自分なりの厳しい基準を決めています。
オーダーを依頼された際にも
割増料金というのは設定しています。
あとは、
「礼儀をわきまえていない人はお断りする」
「自分の主張を一方的に押し付けてくる相手とは距離をおく」
などを徹底しています。
結果的にわたしのお客様は気遣いのできる、
素敵な人ばかりが集まるようになりました。
まったくノーストレスです。
おかげさまで楽しみながら仕事ができます。
すると当然サービスの質も良くなり、
お客も喜んで何度もリピートしたり、
良質なレビューで溢れていくので
新しいお客さんはそれを見てどんどん増えていきます。
かなり極端に聞こえるかもしれませんが、
特に購入者と密接に関わるようなハンドメイド作家の場合、
この対応は効果バツグンです。
ハンドメイド販売のトラブル対処法はお客さんを選ぶ
活動を長く続けていきたいのであれば、
お客さんを選ぶということはほぼ必須です。
それは、お客さんへの敬意であり、
自分のためでもあるからです。
売り上げが欲しいからといって
誰にでもいいから売れればいい。
という気持ちで作品を販売していると、
必ず一定数、
あなたにとって「望ましくないお客」が紛れ込んでしまいます。
例えば「◯◯してもらえませんか!?」
というようにサービスを当たり前のような態度で接してくる人とか。
理不尽な理由でクレームを入れてくる人とか。
そういう人が一人、二人と紛れ込むだけでも、
あなたの日々のストレスが溜まっていくなど
かなりの影響を受けます。
わたしはそういうお客さんを抱えてしまったら、
丁重にお断りしてしまった方がいいとアドバイスします。
(もめそうならサクっと返金してもかまいません)
だって、
想像してみてください。
仮にそのまま作家を続けたとして、
そういう人が1人増え、2人増え、
最終的に10人とか抱えてしまったら?
・・・辛くなるのは「あなた」です。
毎日が望まない要望に埋め尽くされ、
ストレスを感じていくことになるでしょう。
クレーム処理やオーダー対応で時間や体力を奪われてしまい、
本当にやりたい仕事ができなくなってしまうでしょう。
「なんで、こんなことしているんだろう?」
となってしまえば、本末転倒です。
休日もお客のことが頭から離れなくてイライラしてしまったり、
モチベーションが下がったり。
高すぎる要求に作り直したり、
自信をなくしてしまったりしまうかもしれません。
最悪ハンドメイドをすること自体が嫌になって、
そのまま辞めてしまうことにもなりかねません。
(ちなみにわたしは、
一時期これが原因で販売をお休みしたことがあります)
それくらいならお金を返金してでも、
キレイサッパリ終わらせてしまったほうがマシです。
そういうキケンなお客さんに対して大きな時間・労力を割くと、
結果として他のたくさんの良いお客さんたちをスルー
してしまうことだってありえるわけです。
たった一人のお客さんの理不尽なクレーム対応に何時間も割くくらいなら、
その時間は作品をよくすることに使ったりしたほうが、
何倍も、何十倍も多くの人に喜んでもらえるはずです。
もしキケンなお客さんと付き合い続けることによって、
あなたがハンドメイドを続ける意欲がなくなってしまったら、
本来は何人も喜んでもらえる機会があったかもしれない人たちと、
出会えるるチャンスを失ってしまいます。
理想的な作品の売り方は、
その作品を必要としている人が
喜んで正当な対価を払ってくれる状態です。
作品と相性が合わない人や、
あなたの考えに合わないかたが
自分から去っていくようにすることです。
(それこそが正しいブランディングですね)
しかし、
望まないお客さんを100%阻止するというのは
やはり難しいです。
2・6・2の法則といって
2割のファン、6割の購入する人、
2割のクレーマーや望ましくないお客さんは必ず存在します。
なので、
もしそういうお客さんに出会ってしまった場合、
落ち込むことはありません。
運営していれば、
起きる可能性があることだからです。
もちろん0にこしたことはないですが
世の中にはいろんな方がいますからね・・。
万一そういう人たちに購入されてしまって、
あなたがストレスを感じ始めたら、
返金してもいいので即座に関係を絶つことをオススメします
(もちろん態度だけは冷静に)。
そもそも生活を豊かにしたいなあとハンドメイドをしているのですから、
自分のことをまず大事にしましょう。
こちらがお客さんを選ぶ姿勢でいると、
「ゆっくり作成で大丈夫です!」
「お体に気をつけてくださいね!」
など、
作家を気遣ってくれるお客さんに囲まれます。
そうすると、
楽しくハンドメイドが続けられます。
もし、
トラブルに遭ってしまったら、
良質なお客さんをこちらが選ぶスタンスに
切り替えてみてください^^