こんにちは。
ひのです。
ハンドメイドではお客さんの気持ちを理解しよう!
みたいなことがよく言われています。
そもそも、
お客さんの気持ちって何をすればいいのか、
自己中心的な作品づくりしていませんか?
よく聞くけど一体なにをすればいいのということで、
わたしの過去の失敗談と一緒におはなししていきます。
売れないブランドとは
売れないという作家さんで
やってしまいがちなのが、
お客さんの気持ちをわかったつもりになっていることです。
自分の好きなものは
お客さんも好きだろう、と。
わかりやすくいうと、
「この作品はわたし好みだから欲しくなるはず」
「これは私がお客さんだったら一目惚れで買う!」
みたいなかんじです。
この分かったつもりはかなり危険です。
一番最初の頃、わたしもこの間違いをしていました。
ちょっと簡単に背景を説明しますと、
わたしがハンドメイド作家を始めて半年くらいのとき
高校時代の同級生に、
わたしの作品を
見せたことがあったんです。
で、その友達が
わたしの作品を見て言ったのが、
「可愛いけど、わたしには似合わなさそう!」
でした。
もうなんか衝撃的すぎて
頭を殴られたような気分でした。笑
つまり、
わたしは自分に似合いそうなものを作っていただけで
友人からしたら、
欲しいとは思わなかったってことなんですよね。
なんで、
いままで気づかなかったんだろう。
というか、
「肝心なことじゃん!」
と、その日の夜は眠れませんでした。
わたしの頭の中では、
「お客は絶対可愛いと思うはず」
↓
「だから購入もされるはず」
という妄想が脳内でできあがってました。
でもこれ、
お客さんからしたら、
自分に似合うもの探しているわけだし、
ほとんどスルーしてしまうのです。
そもそも、可愛いから買うんじゃなくて
自分の生活を良くしてくれるものだから買うんじゃないかって。
自分が思っているほど、
お客さんはあなたの作品に興味がないからです。
いかにお客さん目線で考えることができるか
写真で興味をもってもらえるか。
わたしたち販売している作家の最終目的は、
購入して喜んでもらえること、
つまりまずは
自分に必要なものだと興味をもってもらえるかです。
けっして可愛いから購入してもらえる
わけではありません。
そうすると、
まず一番重要なことは、
自分に必要かもしれないことを
写真で知ってもらうことです。
それをわかりやすく、
まず写真で見せることができる作家さんが
売れていきます。
わたしはそのことを気づいてから、
売れている作家さんのレビューを毎日見つめながら
何が喜ばれるかなどを研究しました。
すると、
お客さん目線に全振りした作品を出品したら、
即購入されるという。笑
「いやーお客さん目線ってこういうことね!」と。
というか、
「この作品かなり良くない?」
とお客さんのことを
わかっているつもりでいながら、
むしろ自分の作品に酔っているだけでしたね。。
売れる作家っていうのは
超お客さん目線ですべてがつくられています。
お客さんていうのは、
せいぜい写真を1秒みて、
価値がないと判断したら消えていきます。
1秒ですよ、1秒。
自分がネットで買い物するときを考えたら、
そうではないでしょうか。
誰のために作られたのかもわからない作品は、
価値に気付く前に立ち去られるでしょう。
なのでまずは、
あなたが売りたいものがあるなら、
どんな人に向けて作ったのか、
ということを言葉で言えるようにしましょう。
お客心理を無視して、
過去のわたしみたくの自分の感情を優先した作品を作っていると、
せっかく作った作品も
売れずにすべて無駄になってしまいますよー
今回はかなり本質的な話になりました。