ひのです。
「売り上げが上がりません」
という悩みをめちゃ聞きます。
「どこを直せばいいのかわからない…」
と相談にくる作家さんが
かなり多いんです。
「イベントや
委託販売では売れるんですが・・・」
というのも同じで、
実物を見たら売れるステキな作品なのに
ネット販売になると急に売れない。
なぜかというと、
そもそもネット販売の知識が少なくて
自分の強みを生かす売り方を
まだ知らない状態。
ネット販売の方法をどこかで習ったよ!
なんて作家さんはむしろ0%ですよ。
こんなにネット販売が当たり前な時代になっているのだから、
学校の授業でネット販売が
あったらいいんですけどね!
どう見せるかは、
ネット販売では超絶大事です。
お客さんの気持ちを代弁すると、
「知らない人にお金を払うなんていうのは
超不安」
だからこそ、
信頼してもらえるような、
どんな魅せ方をするか?
は超絶大事です。
これが、
リピートにつながったりとか
するんですよね。
もちろん、
わたしも、はじめはど素人で知識なんてなくて、
なんとなく出品してみよーという感覚ではじめました。
けど、
ネット販売でどうやったら、
信頼してもらえるだろうとか。
魅力を知ってもらえるだろうとか。
そういうのを、
分析したり、
勉強したりして
売ることがかなりラクにできるようになりました。
今では、
作家さんの販売ページを見るだけで、
何が足りないのかすぐに理解できます。
でも、ちょっと裏側を話すと、
これは
「たまたま20万円売れちゃった!」
って話では、実はないです。
ちょっと見渡せば、
似てる作品が山ほどあるなかで
「どうやったらわたしの作品を選んでもらえるのかな?」
を、つねに細かく考え抜いてました。
つまり
「作品を魅力的にみせるには?」
ってことをお客さんの視点で考えて、
それがネット上でもきちんと伝わるように工夫したからこそ、
少ない作品数でも、きちんと魅力が伝わって、
他の作家と差がつく。
だから、
選んでもらえる。
ネットで販売をするなら、
自分の作品を魅力的に見せる方法を
知ることでほんと運営ってラクになります。
じゃあどうやったら、
魅力的に見せられるの?
というと、
わたしたちが、
生活で触れている
ホームページの広告だったり、
写真やキャッチコピーなどは、
プロが売れるように
型に沿って設計しています。
人がどうやってホームページや広告を見て、
購入したいと思うようになるのか。
「あ!
いま、わたしここで欲しいな。
いいな!って思ったから、
この言葉使っちゃお」とか。
ぱくれる部分が
たくさんあるんですよね。
どうすれば、
他の作家よりあなたから買いたい!
と思うようになるのか。
作品の強みのアピールの仕方。
ファンになってもらえるプロフィールづくりとか、
購買意欲を高めるように
考えてつくることで、
魅力は伝わります。
ハンドメイドが好きな人が、
ネットで販売してみよう。
と思ったとき、
まずはネット販売での売り方から
勉強しようと思う人がいたら逆にすごい。
だからこそ、
わたしのようなど素人からこそ、
ネット販売のしかたってものを知れば、
ちゃんと売り上げるような知識が身につく。
誤解されているのは、
お客さんからの反応が悪いのは作品が悪いのではなくて、
ネット上でお客さんが欲しいと思ってもらえる見せかたを
できていないことが圧倒的に多い。
ようは、
うちのブランドの強みはこれですよー。
コンセプトはこういう思想で作ってます。
ここ、注目ですよー!
と決まった売りかたを学べば
強みや魅力が人にきちんと伝わるのである。
これを知ることで、
1アクセスだったとしても、
ちゃんとお客さんにブランドの魅力が伝わる。
作品をちゃんと見てくれるようになる。
だから印象に残って、
売り上げもとんとん増えていく。
だから、
忙しくて少ない時間でしか
作ることができない人だったとしても、
ピンポイントでお客さんの欲しいに繋げることができる。
ハンドメイド作家って、
たくさんいるし
売り上げが月3万円未満の人は全体の84%
…という数字が統計で出ているので
すごい難しいのかな。
すぐには結果出ないのかな。。
ってイメージを勝手に持ってたけど、
必要な知識を学べばそんなことはない。
逆に言えば、
学んでないひとがほとんどだから、
売り方を知ることで残りの16%に入れる確率が
グッとあがるよねという話。
良く見かけるテクニックでは、
クーポンつけましょう。
企画しましょう。
おまけつけましょう。
そんなものばっかである。
これで上手くいったら
みんな成功しているはずなんですよ。
安売りすればするほど
ブランド自体の価値は低くなり、
低価格戦争になってしまう。
わたしはこういった小手先だけのテクニックっていうのは
本質からは外れていると思う。
テクニック以外に
感情に響くモノのほうが重要だったりするからだ。
こっちのほうがファンになってもらえるのだ。
わたしのアドバイスを受けている作家さんも
それを実感してくれている。
だから、今思うのは、
ネット販売での売り方を上手く使いこなして、
作品をたくさんの人に届けること。
それだけで、
喜んでくれるお客さんが
一人でも増えたらいいなと思う。
こんなご時世だからこそ、
ネット販売を使いこなすことは、
必然でもある。
ブランドのコンセプトを書き換えるだけで
利益が2倍になったりもする。
だからこそ、成果だせる。
クリーマでも、ミンネでも、メルカリでも。
本質さえ分かれば応用が効く。
ハンドメイド作家の中では
学ぼうという意識を持つひとは超少ない。
だからその時点でグッと差をつけることができた。
逆に学んでいなかったときのことを考えるだけで、
かなり怖い。
いまごろ売れなくて悩みまくって、
在庫に囲まれて赤字になって
もう作家辞めてたかもしれない。
月20万くらいだと
才能うんぬんじゃなく、
もう学ぶかどうかの違いでしかない。
当たり前に学ぼうと行動できる人は10%もいないから
やる人はそりゃどんどん差がつくよねというわけです。
作ったモノの魅力を上手く伝えることができて、
相手にとって喜んでもらえるなら
お互いにメリットだし、
作るほうも好きなことでお金を受け取れる winwin だ。
当たり前だけど、
ハンドメイド作家って
価値を提供をしてお金をもらうという
商売になっている。
もちろん売り上げれた
それだけ生活が潤うのもあるけど、、、
でも、ぶっちゃけ
月に20万円の売り上げまで伸ばせたときに
何より嬉しかったのは・・・
自分の作品を実際に
手にしたお客さんから、
メッセージもらえたときの
「今までで、一番のお気に入りです」
「こんなにステキな作品を作れるなんて感動です」
っていう言葉。
わたしはこれを聞いたときが
本当に、ほんっとうに嬉しくて。
仕事の帰りの電車では、
読みながら泣きそうになるし、
メールもらって読みながら
夜中にひとりで涙ぐむくらいには
ウルっとときました…。
いやほんとに。
なんかすごいよなあって。
ネットで、顔も知らない、
会ったこともないわたしの作品を
選んでくれる人がこんなにもできたんだなって。
それがすごく感動でした。
ネット販売が普及している今だからこそ
売る力ってすぐ活かせるスキルだと思う。
イベント出店したときは、
在庫も作らなきゃいけなかったし。
出店料も1万円はかかった。
売れる保証もなかった。
その点、
ネット販売は受注生産にしてしまえば、
在庫のリスクもないし、
エコなのだ。
しかも、
ネット販売の可能性って
全国どこからでも(むしろ海外からでも)
欲しいものが買えることに恵まれていることだ。
便利すぎるー。
まじでこんな時代だから
ネット販売が経済を回すことで
世の中がよくなると私は感じる。
今だって、
スイーツ売ってたり、
家具売ってたり不用品売ったり、
イラストなど。
店舗が厳しくなってる中、
ネット販売が経営を救うとかある。
ハンドメイド作家に限らず
ネット販売は何にでもこれからの時代
なんでも通用する。
ネットでモノを買ったことがない人はいない。
作ることが好きな人にとって、
ハンドメイドで収入を得られるようになって、
誰かに直接喜んでもらえる。
お客さんだって、
お店で売ってないものを購入できたらテンションあがる。
ネット販売は素晴らしい可能性があるのに
上手く使いこなせていない作家さんを見ると
ほんとにもったいなくてしかたないと思う。
売りかたと聞くとむずかしそうに聞こえますが、
今現在の能力などは関係ありません。
勉強すれば、
だれだってできるようになります。
アーティストや芸術家のように
もとから何かの分野に長けている人など稀です。
私のようなはじめは全然売れなかった時代から
売り上げるようになっている人が何人もいます。
だいたいほとんどの人は
自分はまだ始めたばかりだし、
売れるようになるには時間がかかるよね。。
って思い込んでいます>< まとめると、 売りかたは経験じゃなく すでに売れているキャッチコピーや広告から 心が動いた言葉を取り入れちゃおう!です。